1969-07-22 第61回国会 衆議院 法務委員会 第28号
消しの手続をやっておる最中に、きょうの午後の四時なら四時に呼び出して、翌朝の六時に羽田に送ってしまって、九時には飛行機に乗せて外国へ連れていってしまったという事案があって、当委員会でも問題になったのでありますが、裁判所からは入管に対して、いま手続中であるから、十時に判事が出て合議をするから待ってくれという通報をしたにかかわらず、そのときにはすでに羽田へ送られておったというような事案、これは台湾独立青年同盟
消しの手続をやっておる最中に、きょうの午後の四時なら四時に呼び出して、翌朝の六時に羽田に送ってしまって、九時には飛行機に乗せて外国へ連れていってしまったという事案があって、当委員会でも問題になったのでありますが、裁判所からは入管に対して、いま手続中であるから、十時に判事が出て合議をするから待ってくれという通報をしたにかかわらず、そのときにはすでに羽田へ送られておったというような事案、これは台湾独立青年同盟
入管にお尋ねいたしますが、先般、柳文卿なる台湾独立青年同盟の青年が強制送還をされましたとき、これは国連の精神、世界人権宣言の精神、そういうものに違反するのではないかという質問をしましたとき、いや、これは台湾側が十分な保障をしておるから、人道的な見地に立っておるから心配がないのだという御答弁がありました。その保障なるものは、駐日中華民国大使館から法務省入国管理局に対する覚え書きであります。
もうすでに、いわゆる台湾独立青年同盟の人間をぼつぼつ帰そうという下心があったので、台湾政府とそういう話し合いをやったのじゃないか。どういうわけで、急にそういう抽象的な一般論みたいな覚え書きをとられたのですか。
沖縄の軍事基地化、あるいは横須賀の軍事基地化等、アメリカの軍事基地化というものが露骨になつて来たということを日本新聞で発表しておること、いわゆる日本が植民地化されつつあるときに、民族は滅び去つて行くという輿論が日本新聞には相当出ておりましたので、そのころからハバロフスクの日本新聞社あたりでは、各支所に青行隊とか、あるいは突撃隊、あるは独立青年同盟と名前を打つておつたのを、民族独立青年行動隊というように